こんにちは。札幌市手稲区前田のパーソナルトレーニングジム「アンカーフィット」の小林です☆
今回はオープン当初から当ジムに通ってくださっている会員様の、カラダの変化についてご紹介させていただきます。
今回ご紹介させていただくのは、札幌市で”企業を守る!戦うコンサル集団”(労務管理コンサル)【株式会社 戦】をご経営されている代表の浅川真紀(あさかわ まき)様です。
浅川様は、難病のクーゲルベルグ・ヴェランダー病(脊髄性筋萎縮症Ⅲ型)を抱えながらも、幅広い分野でご活躍されているとてもパワフルなお方です。
なお、クーゲルベルグ・ヴェランダー病(脊髄性筋萎縮症Ⅲ型)とは、運動神経が障害されて筋の萎縮や筋力の低下を引き起こす指定難病3に属し、その影響は主に下肢に現れやすく、「転びやすい・立てない・歩けない」といった症状が現れます。更にその影響は上肢へと及び、次第に腕の挙上が困難になることもあります。
そして、浅川様も普段から車椅子での生活をされており、膝の曲げ伸ばしや自立、自力歩行が困難といった運動制限もあることから、通常のジムでは受け入れてもらえないということで当ジムへお越しいただきました。
そんな浅川様は『症状の進行を少しでも遅らせるための筋力維持』と『ダイエット(-20kg)』を目標に掲げ、昨年の12月から週2回のパーソナルトレーニングを開始されました。
【トレーニングを開始した頃の様子】
いざトレーニングを開始してみると、浅川様のトレーニングに対する意気込みや気持ちの強さは目を見張るものがあり、常に前回の自分を超えていこうという向上心を感じさせられました。
そして、当初は筋力を維持できれば十分であったはずが、回を重ねるごとに苦手動作の克服、できなかった動きの習得、筋出力の向上といった神経系に対する適応レベルまで大幅に改善し、こなせるメニューも増えた今ではスタイルも劇的に変化されました。
【ビフォーアフター画像】
動かすことが困難であった下半身のトレーニングにも懸命に取り組まれ、忘れかけていた力の入れ方をゆっくりと思い出しながら、できることを一つ一つ増やされております。
【下半身のトレーニング風景】
私生活においても、トレーニングを通して身につけた身体の使い方によってできることが増えていき、
『生きるのが楽になった』
と仰られておりました。
トレーニング指導を通し、スタイル作りはもちろんのこと、皆さんのQOL(Quality of Life)向上に携われることはトレーナーとして本当に嬉しい限りです。
パーソナルトレーニングと聞くと、「筋肉をつけて痩せる…」といったイメージが先行するかもしれません。しかし、実際にはもっと大切な役割があり、限られた回数や期間の中、スタイル作り以外の部分でもどれだけ多くの付加価値を提供できるかが重要だと考えております。
だからこそ『アンカーフィット』は、趣味や運動を長く続けられたり、大切なご家族やご友人といつまでも健康的に暮らしていくためのサポート役として、皆さんの健康を支える頼みの綱であり続けたいと思います。
なお、浅川様の挑戦は今後も続いて行きますので、更なる変化、そして『進化』にご期待ください。
それでは今回はこの辺で☆