皆様こんにちは!札幌市手稲区前田のパーソナルトレーニングジム「アンカーフィット」です☆

今回は、ボデイメイクの定番であり、当ジムでも特にご要望の多くなってきた『ヒップアップ』『脚痩せ』に関する内容をお伝えいたします。

夏に向け少しでも美尻、美脚を作りたい方や、いくら筋トレしてもスタイル変化を感じられない方はぜひ最後まで読んでみてください。

骨格に関する内容もあり難しいかも知れませんが、スタイル作りのヒントになれれば幸いです。

ヒップアップとは

突然ですが、皆さんはスクワットを頑張ればヒップアップや脚やせができるというイメージをお持ちではないでしょうか??

私の印象ですが、ご相談を受ける9割くらいの方々がそのようなイメージを持たれているように感じております。

しかし、残念ながらそう簡単にできるものではありません。

お尻が垂れる、脚が太くなるのには何かしらの原因(歪み・動作の癖など)があるため、まずはそこを解決しなければならないのです。

そして原因を取り除かないうちは、目に見えるスタイル変化を出すまでに時間がかかりすぎる…もしくはすぐに元通りになってしまう…というのが、筋トレだけでスタイル作りを行なっていた頃の私の印象であり一番の悩みでもありました。

実際のところ、過去にスクワットを頑張りすぎて単にお尻が大きくなってしまい、更には脚がパンパンに太くなってしまった…と悩まれている方も当店では珍しくありません。

もしかしたらこちらのブログをご覧いただいている方の中にも、そういったご経験をされた方がいらっしゃるのではないかと思いますので、今回は『ヒップアップ』に関して重要なことをお伝えいたします。

それは、ヒップアップとはお尻のサイズをボリュームアップさせることではなく、お尻のトップの位置を上に引き上げるということです。

当然のようなことにも聞こえますが、意外とごちゃ混ぜになっている方が多いので、まずはこの違いを念頭に置いておくことが何よりも重要と言えます。

そしてトップの位置が上がり、ヒップアップされた状態に筋肉で適度なボリュームをつけることこそが、女性の皆さんが思い描く理想とするスタイルではないでしょうか。

しかし多くの場合、写真左【1回目】の状態からすぐさまスクワットなどを取り入れ、ボリュームアップさせていくパターンが大半なのです。

脚が太くなる原因は何か

『脚痩せ』に関していうと、写真左【1回目】の状態というのは、上半身の重さが下半身にドスっと乗っかった状態であり、常に脚の筋トレをしているような状況と言えます。

このような状態では、とてもじゃないですが脚を細くすることはできません。

スラっと伸びた美脚、美姿勢を作るためには、できる限り『骨格』を自立させることが重要となります。

骨格のバランスが崩れ、それを支えるために無駄な力が入っている状態では、各トレーニング種目に応じた筋力の使い分けも難しくなります。

あらゆる筋力のバランスすらも崩れた状態では、使いたい筋肉を上手に使えない(力が入らない)といったエラーが起こってくるのです。

スクワットで言うなれば、お尻や太ももといった脚全体に効いてほしいにも関わらず、前ももにしか効かない…といった現象が多く見られるようになります。

まとめ

筋肉のボリュームだけでメリハリを作ろうとした場合、半年や一年といった長期的なスパンでトレーニングを続けていく必要があります。

しかしながら、トレーニングを辞めて筋肉が落ちてきた途端、元の木阿弥…という切ない状況にも陥りかねません。

せっかくスタイルを変えるのであれば、土台のフレームである『骨格バランス』に変化を出した方が、スタイル維持しやすくなることでしょう。

その為にもまずは、全体的な筋力・骨格バランスを見て、『なぜお尻が垂れているのか』『なぜ脚が太くなってしまっているのか』というところまで原因を探ってから、的確にスタイル作りを行なっていくことが重要ではないかと考えております。

それでは本日はこの辺で。