皆さんこんにちは!札幌市手稲区前田のパーソナルトレーニングジム「アンカーフィット」の小林です!
いつもブログを読んでいただきありがとうございます。

今日は、パーソナルジムに通われる方のお悩みで一位二位を争うのではないかと思われる『ウエスト』について記事を書いていきます。

1年で最も飲み食いしがちなこの時期、ウエストを気にされている方も多いと思いますので、皆様にとって今回の内容が何かのヒントになれば幸いです。

ちなみに私、ウエストの引き締めが一番得意です。

と言うことで、ウエスト引き締めについて解説していきますので、お時間とご興味のある方はぜひ最後まで読んでみてください。

とはいえ、年末年始のお忙しいこの時期に全部読んでる暇なんてないよと言う方のためにも、結論から申し上げます。

 

『胴回りの筋肉全体を動かしましょう』

 

詳細が知りたいと言う方は、引き続きお付き合いください。

ちなみに今回はストレッチやトレーニングの具体的な方法ではなく、なぜ胴回りの筋肉全体を動かすべきかについて解説していきます。

今回の内容を理解する事で、胴回りに限らず全身の筋肉を動かす重要性についても気づいていただけるかと思います。

腹筋・食事制限・有酸素運動をしても効果がない理由…

まず最初に、ウエストが細くならない原因について解説していきます。
ちなみに皆さんは、なぜウエストが細くなりづらいと思いますか??

恐らく、

・腹筋が弱い…
・食べ過ぎ…
・脂肪がついた…

大半の方はこのようなイメージをお持ちではないかと思います。

しかし実はコレ・・・半分正解、半分不正解です。

自信あると言いながら、さっそく曖昧な表現になり申し訳ありません…
曖昧な表現をした理由についてしっかりと言い訳、、ではなく解説を続けます。

 

どういう事かと言うと、もちろん腹筋が弱い・食べ過ぎ・脂肪がついたと言った問題が原因であることは間違いありません。

しかし、これらの問題を解決したらウエストは引き締まり、クビレてくるのか…??と言うと、残念ながらそうではないので不正解とさせていただきました。

実際、ウエストを引き締めようとして腹筋を鍛えたり、食事制限をしたり、有酸素運動で脂肪を落とそうと頑張っておられる方はたくさんいらっしゃいます。

でも皆さん口を揃えてこう言います。

 

「変わらなかった…」と。

 

そうなんです。
どうしてウエストが細くならないのか、ここがわからないまま運動や食事制限を続けても、残念ながら効果がでない、、もしくは薄い…のが現実なんです。
一生懸命に摂生し、腹筋を鍛え、毎日30分以上走っているのに効果がない。これほど切ないものはないでしょう。

 

では一体なぜ、ウエストが細くならないのか。

 それは、、、

『胴回りの筋肉が機能していない』からです。

さぁ、『胴回りの筋肉が機能していない』と言う言葉を聞いて、「???」状態の方もいらっしゃることでしょう。

ちなみに胴回りの筋肉が機能していないと、当然ながら腹筋運動の効果が得られにくい・摂生してもポッコリお腹のまま・有酸素運動の効果が得られにくいと言う一つも嬉しくない影響を及ぼします。

胴回りの筋肉が機能していないとは・・・

では、これついて解説していきます。

本来「筋肉」には、次の特性があります。

・興奮性(刺激に反応する能力)
・収縮性(引く力を発生させる能力)
・伸展性(長く伸張する能力)
・弾性(力が取り除かれた際に元の長さや形に戻る能力)

そして、これらのバランスが整っていることで『張力』と呼ばれる引っ張り合う力を生み出します。←ここ大事

しかし、これらの特性が一つでも欠けたり損なわれたりすると、筋の動作を生み出し、制御する能力に影響が出ます。つまり、張力が発揮されない状態になります。←なんだか難しい表現ですがここもめちゃくちゃ大事。

文章ではわかりにくいかもしれませんので、「バネ」を例に解説していきます。
そうです、皆さんも一度は触れたり見たことのある、伸び縮みするバネです。

そしてこのバネが、長期間にわたって縮んでいた又は伸びていた時のことをイメージしてみましょう。
するとどうでしょう??

縮んでいたバネは、縮んだまま・・・

伸びていたバネは、伸びたまま・・・

と言うように、本来の機能が失われ、元に戻れない状態になることが何となく想像できるかと思います。

通常であれば最適な長さに留まっており、

縮めて手を離すと伸びる→元の長さに戻る

伸ばして手を離すと→縮む→元の長さに戻る

と言った具合に、興奮性・収縮性・伸展性・弾性がそれぞれバランスよく働き、伸ばしたり縮めたりする刺激に対しても元に戻ろうとする力が働くのです。

そしてこれは「筋肉」でも同じことが言えるので、バネと同じように筋肉も最適な長さを保つ必要があるのです。

 簡単に説明すると、

猫背の方であれば・・・腹筋→縮みやすい/背筋→伸びやすい

 

反り腰の方であれば・・・腹筋→伸びやすい/背筋→縮みやすい

が起こりやすいので、腹筋と背筋の長さを調整しなければいけないのです。

実際の身体は表裏だけではなく、側面や水平面からもみなければいけません。

厳密に言うと、矢状面(縦方向)・前額面(横方向)・水平面(水平方向)と言う3方向からとらえる必要があり、

背骨が左右に曲がっている側湾や、回旋(捻れて)している方も、それぞれ伸び縮みした筋肉のバランスを整えていく必要があります。

 

つまり何が言いたいかというと、

全ての方向に対して『張力』が発揮できる、最適な筋肉の長さを作りましょう!と言うことになります。

 多くの場合、【筋肉を鍛る→引き締まる】と言ったイメージが先行し、闇雲に筋トレに励んでしまうパターンが多いのです。

しかし実際には、筋肉が機能しやすい状態機能しにくい状態と言うものがあり、極端に伸び縮みした筋肉はバネと同じく本来の力が発揮できない状態に陥っているのです。

 そのため、まずはこの極端に伸び縮みした状況を取り除き、筋肉の機能を回復させることから始めるのが大切になってきます。

筋肉の機能を回復させる方法・・・

ではどのように回復させれば良いのかについて解説していきます。

それは、とにかく「筋肉を動かす(使う)」ということになります。

なぜなら筋肉は、動かす(使う)ことによって柔らかく、そして伸び縮みできるようになるからです。

『えぇ〜結局運動しないとダメじゃ〜ん・・・』

内心そう思われた方もいるかもしれませんが、、、少しだけがんばりましょう!!

決して激しいトレーニングが必要ということではありません!

 そして、ここで皆さんにおすすめなのは、日本人にお馴染み「ラジオ体操(動的ストレッチ)」です。

特にラジオ体操の中の、

・体を前後に曲げる運動(矢状面「縦方向の動き」)
・体を横に曲げる運動(前額面「横方向の動き」)
・体を捻る運動(水平面「水平方向の動き」)
・体をまわす運動(上記3つの動きが連なった動き)

これらをしっかり行えば、とりあえずは全ての方向に対してお腹周りの筋肉を動かすことができます。

以前の記事でもお伝えしておりますが、「動的ストレッチ」では柔軟性と筋力の向上が期待できます。

そのため、日本人に馴染みのあるラジオ体操によって、

縮んだ筋肉は伸ばしつつ、伸びた筋肉に対してはむしろ縮む力を養っていきましょう。

繰り返しにはなりますが、猫背や反り腰といった身体の歪みで胴回りの筋力バランスが乱れた状態では、もちろん腹筋トレーニングの効果もいまひとつになってしまいます。

この状態でがむしゃらにトレーニングを続けてしまうと、腰を痛めるなどの怪我に繋がる可能性も出てきます。

だからこそまずは、胴回り全体の筋肉を動かして柔軟性を取り戻しつつ、

縮んだ筋肉は伸ばし、伸びた筋肉は縮めることによって、

少しずつでも良いので筋肉が機能しやすい最適な長さに整えていくことが大切になってくるのです。

 

まとめ・・・

胴回りの筋肉で最適な長さが作れれば、腹筋運動のみならず有酸素運動といったものの効果も出やすくなります。

なぜなら、胴回りの筋肉が機能しやすくなると、腹式呼吸(横隔膜や腹横筋を使った深い呼吸)もしやすくなるので酸素の供給量も当然増えてきます。

酸素を身体に取り込みやすくなると言うことは、つまり、有酸素運動の効果も高まるため脂肪燃焼作用も促されやすくなります。

また、胴回りの筋肉が機能しやすくなることで腹圧の向上も期待できるため、いくら摂生しても改善されなかったポッコリお腹も多少和らいでくることでしょう。

筋肉が機能しやすい状態を作れれば、わざわざ激しい筋トレを繰り返さなくても、日常生活の歩く・しゃがむ・階段の登り下り・呼吸といったあらゆる動作の中でさえ、ある程度筋肉が強化されていきます。

もちろん、バキバキのシックスパックや、ギュッと締まったクビレを作るとなれば、本格的にトレーニングをしていく必要はあります。

ですが、それらを作る土台としても、まずは胴回りの筋肉を最適な長さにすることが必須条件となってきます。

以上が「ウエストを引き締めるコツ」でしたが、いかがだったでしょうか??

途中、専門的な言葉を使ってしまいわかりにくかったかもしれませんが、とても重要な内容なので是非参考にしてみてください。

また、腹筋に限らず、全身の筋肉がしっかりと「張力」を生み出せるカラダになれば、トレーニング効果は見違えるほど出てきます。

張力を発揮させるためには、筋肉の長さだけではなく筋肉自体の向き位置も関係してくるので、骨格バランスを調整し、関節や筋肉のポジションを最適化していく必要も出てきます。

なので今回の内容はあくまでご自身でウエストを引き締めていく際のコツとしてご紹介いたしました。

是非、年末年始は胴回りの筋肉をしっかりと動かしながら過ごしてみましょう!

もっと詳しいストレッチやトレーニング方法、身体の歪みを知りたいという方は、どうぞお気軽に無料カウンセリングをご利用ください。

S&C専門職として、日常動作におけるパフォーマンス向上のアドバイスをさせていただきます。

それでは今回はこの辺で!

《参考図書》
第2版 NSCAパーソナルトレーナーのための基礎知識